あなた(S)は、2ndハンドで以下の手を持った。
NSバル、IMPチーム戦。
以下、質問形式ですが、問題集のような正解はありません。
実戦と同じビッドをしたら「大正解!」という事で。
という訳で、実戦のようにビッド経過を進めていきます。
実戦でのNSペアは、僕のチームメイトです。
質問1:どします?
この手を「23点のバランスハンド」としてビッドするか、
「24点相当のバランスハンド」としてビッドするか、
「強い23HCP&グッド5枚

」としてビッドするか、
意見が分かれるところ。
昔々のスタンダードなら、このハンドは2NTオープンだ。
昔は「2NT=22−24HCP、バランスハンド」だったから。
でも、今では「2NT=20−21点」または「2NT=21−22点」とするのが
一般的になっているので、この手は2NTオープンできない。
従ってこの手は、上記の複数の意見はあるが、オープンは同じみたいだ。
実戦
W | N | E | S | |
| | P | 2 * | P | 2 * | P | ? | | | |
|

2

*=22+HCPのバランスハンド、
またはGFハンド。

2

*=3HCP以下、noKing。
質問2:どします?
最近の僕なら、きっと2NT(22−24HCP、バランスハンド)。
だって、ほら、僕の得意のスーパーアクセプトのチャンスだから。
スーパーアクセプト・プラス スーパーアクセプトでも、チームメイトは違った。
パートナー(N)から3点以下とレスが来たので、
ゲームの可能性を模索するには、

か

のどちらかのフィットを
すばやく探すのに一番良い方法をとるべき、
という考えのもと、
まずは自分のグッド

を示すことにした。
実戦

2

=ナチュラル、5+枚


3

=ナチュラル、5+枚

質問3:どします?
パートナーの

は2枚以下らしい。
でも、パートナーの

はもしかしたら6枚かもしれない。(可能性大)
4

が唯一のメイキングゲームかも。
実戦
4

byN

OL(E)

K
プレイ方針を考えてみて下さい。(一応)
以下、すぐに実戦フルハンドと、プレイ・ディフェンス経過を。
2014年12月 日本リーグ2部・第7ラウンド・2番。
ディーラーE、NSバル
4

byN OL=

K(E)
T1:

A(S)勝ち。
T2〜T4:

A、

K、

Q勝ち。(Nからは

2枚捨て)
T5:

10→

ラフ(W)→

オーバーラフ(N)勝ち。
T6〜T7:

を出して

をフィネスしながら2トリック共勝ち。
T8:

x→

x(N)勝ち。
T9:

J勝ち。(これで切り札狩り終了)
T10:

A(S)勝ち。
T11:エスタブリッシュしている

5(S)が勝ち。

5−2フィットにも関わらず、11トリックも取れて5メイク。素晴らしい。
<今回 判った事>
・「AQ」ダブルトンのサポートは、たとえパートナーが5枚でもグッドサポート。
・だから、実戦の2

の所で2NTリビッドしたとしても、
「2

*-2

、2NT-3

*、?」に対して4

とスーパーアクセプトすべし。
(注:あなたがこの提言に従って失敗したとしても、ちょブリ編集部は
いっさい関知していませんので、ご了承のほどを。)