ディーラーで次の手を持った。6枚

の16HCPでバランスハンド。
1

でオープンしたら、リビッドはどうする?
昔、先生から「オープンする時はリビッドを考えてから」と教わった。
僕は少々困ったが、すぐに解決策がひらめいた。
「1NT」オープン。
今まで6枚

を持って2NTオープンした事はあったが、
「6枚

の1NTオープン」は未だ経験が無い。
久々の名古屋、ラストラウンド。
アフターブリッジに話題を提供する意味でも、1NTオープンはナイス。
このハンドを持った僕はツイテイル。
さて、パートナーがテーブルに置いたカードを見ると?
「2

(=2

へのトランスファー。5+枚

を示す)」レスポンス。
な、なんと。ほんまか。このレスポンスに対するリビッドは、考えてなかった。
3

は確か「スーパーアクセプト」と言って、
「4枚以上の

を持っているMAXハンド」を示すはず。
でもなあ、なにしろ6枚だから・・・。
結論:「4

」。
名付けて、「スーパーアクセプト・プラス」。
これも、僕にとって初めての経験だ。とてもツイテイル。
W | N | E | S | |
| | | 1NT | P | 2 * | P | 4 ! | P | P | P |
|
2014年10月 中日杯・第7ラウンド・31番。
ディーラー South、NSバル
コントラクトは無事メイク。すると・・・。
オポネント「5枚

でも1NTオープンするのですか?」
僕 「はい。でも、今回は6枚

。僕も初めての経験です(得意げに)。」
オポネント「ディレクター!」
僕 「(これはきっと、ディレクターに宣伝してくれるんだな)」
ディレクター、現る。
オポネント 「この人、6枚

で1NTオープンしたんです」
ディレクター「全く問題ありません」
ディレクターはそう言って、すぐに立ち去った。
え〜、ディレクター、まだ行かないでよう。続きがあるんだってば。
「スーパーアクセプト・プラス」の話も聞いてよ〜。