僕(S)は、3
![S](s17.png)
のディクレアラーになった。
ディーラー S、双方ノンバル。
3
![S](s17.png)
byS。WからのOL(オープニングリード)は
![H](h17.png)
K。プレイ方針は?
(なお、
![H](h17.png)
Aを取ると、右(E)からは
![H](h17.png)
4がフォローされる)
少々のライトオープン(S)に、楽観的なインビテーション(N)で、
いずれも5332のバランスハンドが向かい合っている合計20HCPの
8枚フィットの3
![S](s17.png)
。できるんかいな?
現場でプレイの方針をたててみると、
![S](s17.png)
Kのフィネスが効いていれば
出来そうではないか。
ツイテイル。ダミーに
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9があるのもグッド。
取れそうなトリックを数えてみると、
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5個(フィネスが効けば)、
![H](h17.png)
1個、
![D](d17.png)
2個(1ラフ含む)、
![C](c17.png)
1個で9トリック。
負けるのも、
![H](h17.png)
1、
![D](d17.png)
1、
![C](c17.png)
2で4個。
よっしゃ。
実戦で、T1(トリック1)=
![H](h17.png)
A、T2=
![D](d17.png)
A、T3=
![D](d17.png)
6と出した。
(★神の声:「それは『手拍子』というプレイだぞ。」)
その時の僕は、神の声など聞こえる訳もなく、
T3でEが
![D](d17.png)
Jで勝って、T4
![C](c17.png)
2リターンを
![C](c17.png)
Aで勝ち、
T5で手から
![D](d17.png)
5を出してダミーのチビ
![S](s17.png)
でラフしようとした瞬間、
(チビでラフして
![S](s17.png)
9を出して
![S](s17.png)
Kを2回フィネスすればメイクだ)
Wが
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5でラフするではないか。
ガーン、ガーン、ガーン。なんたること。ここに来てプレイミスが判明。
しかたなく、Wの
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5をダミーの
![S](s17.png)
9でオーバーラフして
![S](s17.png)
Kをフィネスして(1回しか出来ない)
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Aで叩いてみるが駄目。
負ける予定がなかった
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Kに負ける事になって1ダウン。
フルハンドは以下。
2015年1月 朝日新聞社杯・第8ラウンド・11番。
ディーラー S、双方ノンバル
正しいプレイは、
T2:
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2→
![S](s17.png)
x→
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Qとフィネス(すぐに1度目のフィネス)、
T3:
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A、
T4:
![D](d17.png)
6、と出す。
こうすれば、この後実戦と同じ手順でハンドの
![D](d17.png)
をダミー
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9でラフした後、
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Kの2回目のフィネスが出来るのでメイクしていた。
ショック!
(Wに
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5でラフされた時、この正しいプレイが判った。遅い!)
プレイ終了後、
僕 「いや〜、手拍子プレイで痛い目にあった。」
E 「たまには良いんじゃない?」
僕 「(たまでは無いぞ〜。いつもヤラれている気がするぞ〜。)」
<今回の教訓>
・ディフェンダーで、切り札のスポットカードが「
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53」だけでも、
活躍できることがある。今回の
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5は光り輝いていた!
・「手拍子いけない、よく見るよろし。」
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9があるからと言って、楽なプレイをしてはいけない。
ん?うまい話には気をつけよう、かな。
・2
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なら上記のプレイでも良さそうだ。
というのは、T2で
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フィネスすると、ダウンする危険があるから。
すなわち、Wに
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Kで取られて
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リターン、後々
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を負けた時に再度
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と
ディフェンスされたら、ハンドの
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をラフする事ができず7トリック。
<ポストモーテムより>
Mr.X 「Nの
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9とWの
![S](s17.png)
3が入れ替わっていても、メイクできるね。」
僕 「え〜?そなの?」
(つづく)