IMP戦、ディーラー N、双方バル。
Nの1NTオープン後、Sが「5+枚
と4枚
」を示した後、Sの4
になった。
4
byS。 OL=
9(W)。
プレイ方針はいろいろ有りそう。
今思えば、有力なプレイ方針の一つは、
「すぐ
Kをフィネスした後、
A
Kと2回狩って、クロスラフ」だったと思う。
しかし僕は実戦で、ハンドの「
7」(魔法のカード)に注目したんだ。
T1:
A(N)勝ち。
T2:
K(S)勝ち。
T3:
2(S)→→
8(N)→
J(E)に負け。
T4:
J(E)→
Q(S)→
K(W)に負け。
T5:
4(W)→
K(N)勝ち。
さて?
N(ダミー)を基準にしたプレイは、
「
6をハンド
9でラフ、
A、
K、
→ラフ、
をダミー
10でラフ、
Aで最後の切札を狩りあげて、T13は
Q。」
というもの。
でも僕は、S(ハンド)を基準にしたプレイを選択した。
なにしろ僕は、「
7」に注目していたからね。
T5まで3勝2敗で、下図。
T6:
A(S)勝ち。
T7:
3(S)→→
10(N)でラフ。
T8:
A(S)勝ち。
T9:
6(S)→→
A(N)でラフ。
T10:
K(N)勝ち。
ここから、
T11:
9(N)→→
5!(S)ラフで勝ち。
T12:
9(S)で最後のWの切札を狩りあげ、
T13:
7(S)が最後のトリックを勝ちましたぁ!
僕(S)「5メイクです。(
7を皆に見せながら)REER CARDです!」
WNE 「・・・」
僕(S)「どなたかビールをおごってくれるかたは?」
WE 「ありがとうございました」(注:このラウンドの最終ボードでした)
パートナ「ありがとうございました」(と言って席を立ち、スタコラさっ)
僕 「ちょっと待って、魔法のカード
7のこと、知らないのぉ?」
僕はこの時、
「BEER CARDの事をブログで紹介して、
ブリッジプレーヤーの皆様に知ってもらわなくては!」
と強く決心したのでした。
The Magnificent Seven (by Mark Horton)BEER CARD(1)<取材元>
2016年1月、朝日新聞社杯R2、20番。
記事の都合上、90度回転させました。