IMP戦、ディーラー W、双方バル。
4

byS。 OL=

A(W)
T1:

A(W)勝ち
T2:

7(W)→

K(N)勝ち(ハンドから

3捨て)
T3〜T4:

A(S)勝ち、

K(S)勝ち(ボスフォロー)
ここまで3勝1敗で、下図。 どうしますか?
既に4

は、5メイク確定。「残り全部取って 6メイク」を目指すプレイは?
切り札(

)は狩り終わった。ただし、ディフェンス側には判らないかも。
なにしろ、自分(S)が持っていた

はソリッド8枚だったんだから。
なので、<プランA> は実戦的には有力かもしれません。
<プランA> すぐにハンド(S)から

Jを出して、

Kをスチールするプレイ。
<プランB> 何でしょう? そう、あれですよ!
どちらにしますか?
え? 迷うこともなく <プランB>ですって? 嬉しいですねー(^^;)
プレイは簡単。
ばばばー、っと

を走って、残り4枚。(事前に頭の中で浮かべておく)
ここから、ハンド(S)の

3(スクイズカード)を出し、
W(左のオポネント)から

Aが出なければ、ダミー(N)から

Kを捨て、
T13でダミー(N)の

7が取れる事を願う。
「ポジショナルスクイズ」の1型だ。
プレイのコツ:

を走っている間、オポネントのディスカードで見ておくべきカードは、

A(と

Q)のみ。(途中まで

Q

Jも、少しだけ気にする)

のディスカードは見ていなくて良い。最後に

7が取れなければ、
元々ノースクイズだった、という事。
フルハンド:
実際のラスト4枚の図(参考):Sの

3がスクイズカード。
-------参考(start)-------
・どちらかのディフェンダーが、

と

で「B」(Busy)である事が条件。
◆Wが「

Aと

4枚以上」の時、「ポジショナルスクイズ」の1型。
・残り9トリックで、8トリックは手中に。
(→カウントが整っている。「L」(Loser)=OK)
・スレットは、ダミーの「

K」と「

7」。(「U」(Upper)条件満足)
・スレットを取るための「E」(Entry)が必要なので、

A(orK)の温存要。
◆Eが「

AQと

4枚以上」の時、「オートマチックスクイズ」の1型。
(このケースは除外しても良い。T2でWから

シフトされていないので)
・スレットは、ダミーの「

7」とハンドの「

J」。
→→プレイは、上記のプレイと同じ。
-------参考(end)-------
<取材元>
2015年7月、モンタルト杯R5、4番。