我々(EW)は 1NTbyS のディフェンスをしていて、残り3枚。
リードはE(僕)。
ここでEが

8を出したところ、Wは困ってしまった。
そう、Wはスクイズにかかってしまったのだ。
もしWが

Qをディスカードすると、

7(N)→

Q(S)、

Jと取るし、
もしWが

9をディスカードすると、Nの

A、

7の順番で取れる。
現場では後者の展開で、NSはラストの3トリック全てを取ってしまった。
なかなか面白いスクイズエンディング。
渋谷ブリッジセンターは、社会人IMPをプレイしている人達にとって
とても快適なブリッジセンターだ。
というのは、平日の夜のIMP戦で1試合だけの時でも、組み込みハンドを
用意してくれるから。 (注)主に営業曜日。事前確認要。
今回のように、面白いスクイズが出てきた時、その場であわててカードを
見ながら4つのハンドを記録しなくて良い。
今回は(も)スポットカードまで記載されたハンドレコードをもらえて、
僕はホクホク。「ちょっとブリッジタイム」に投稿するにも好都合だし。
W | N | E | S | |
| | 1 | 1NT | P | P | P |
|
2015年1月@渋谷BC IMP・6番。
ディーラー E、EWバル
1NT byS OL=

6(W)
T1:

6(W)−

2−

9(E)勝ち−

7
T2:

Q−

A(S)勝ち−

4−

3
T3:

A(S)勝ち−

7−

3−

8
T4:

K(S)勝ち−

6−

4−

10
T5:

2−

9(W)勝ち−

4−

10
T6:

4−

2−

K(E)勝ち−

5
T7:

K(E)勝ち−

8−

7−

10
T8:

J(E)勝ち−

2−

9−

3
T9:

5(E)勝ち−

5−

10−

3
T10:

A(E)勝ち−

K−

8−

5
このようなプレイ順で、冒頭の3枚エンディングとなった。
「T10でEは

Aを取らずに

を出せばいいのに」とか、
「T5でEは

10を捨てなければ良かったのに」とか、
「T6でWは

Qを取ってから

を出せば良かったのに」(←マジ無理)とか、
いろいろな声が聞こえてきそうですが、
まあ、いいじゃん。だって・・・
「1ダウンしたんだし(

Aがセッティングトリック)」
「ディクレアラー(S)にも満足してもらったし」
「珍しいスクイズが見られたし」
「なんてったって、自分(E)がスクイズにかかった訳では無いし」(^_^;)