この記事は
ブルーマー(3) の続きです。
2001年 藤山杯決勝 第1セッション 20番ボード(回転)
ディーラーSouth、双方バル
Southのハンドは
「
105
AQ853
964
842」
でした。
3NTに対してSouthはスモール
をリード。Northは
キングで勝ち、
にシフト。ディクレアラーは
K、
A、
→10フィネスと進めて6メイク。
4
も
リード以外ならメイクしますが、どう見ても
6
が良い。幾通りかのビッドが考えられます。
3
= 5-5、インビテーション
3
= パント(punt、ウェイティング)
4
= コントロールキュービッド
2
= インビテーション、5431を示唆
3
= パント(punt、ウェイティング)
4
= 5-5
4
= ブルーマー
オープナーのようなハンドは、5-5のビッドをするのか、5431
のようなビッドをするのかで意見が分かれます。5-5は13枚中
10枚を表しますが、5431は13枚中12枚を表すからです。
米国「ブリッジワールド」誌 2014年10月号(53頁)から。
ディーラーNorth、ノンバル、IMP戦
パネル回答者24名の選択は:3
が12名、4
が7名、
5
が4名、3
が1名でした。
「4
」はブルーマーですが、オープナーの
は短いのか?
オープナーは「
AQxx
Ax
Qxx
Qxxx」
のようなハンドで、レスポンダーの
が短いときに備えて
3NTをビッドしないで「3
」でパント(punt、ウェイティ
ング)していることがあり得るかどうかです。
そのときには「3
」をビッドして、3NTを超えないよう
にするのが賢明と考えるパネルが多いようです。
ブルーマーに興味のある方は米国「ザ・ブリッジワールド」誌
1997年5月号(47頁)、2002年1月号(54頁)、2003年5月号
(56頁)、2014年4月号(50頁)、2017年7月号(70頁)、2018年
12月号(45頁)もご参照ください。