この記事は
「3Dの問題」(2)の続きです。
競り合いのオークションで、味方の
![D](d17.png)
フィットが「3
![D](d17.png)
」の
状態に入ったとき。
![](s.png)
![](s.png)
ここでのレスポンダーのビッドは一般的には、
3
![H](h17.png)
=
![H](h17.png)
のストッパーを表す。(そんなものは無い。)
3
![S](s17.png)
= ゲームフォーシングで、先ずは
![S](s17.png)
のストッパーを聞いている。
(自分でストッパーを持っていて、
![H](h17.png)
はどうなるのか?)
3NT = コントラクトを提示している。(
![H](h17.png)
はどうするのか?)
いずれも不完全です。
この「3
![D](d17.png)
の問題」を解決するには、「3
![H](h17.png)
」と「3
![S](s17.png)
」の意味を
逆にするしか手立てが無いようです。
すなわち、
3
![H](h17.png)
=
![H](h17.png)
のストッパーを表す。
3
![S](s17.png)
=
![S](s17.png)
のストッパーを表す。
こうすると実際のハンドは、
![](s.png)
と無理なく進みます。
「3
![S](s17.png)
」は
![S](s17.png)
のストッパーを表し、「3NT」は
![H](h17.png)
のストッパーを示唆
します。
これはすなわち、『対戦相手のビッドを無視』することを意味するよう
です。対戦相手のビッドが無いときには、
![](s.png)
「3
![H](h17.png)
」と「3
![S](s17.png)
」はストッパー・ショーイングです。
競り合いのオークションでは、
![](s.png)
「3
![H](h17.png)
」と「3
![S](s17.png)
」はストッパー・ショーイング。
![](s.png)
「2
![H](h17.png)
」のジャンプ・オーバーコールが入りました。
「3
![H](h17.png)
」と「3
![S](s17.png)
」はストッパー・ショーイング。
![C](c17.png)
フィットで「3
![C](c17.png)
」の状態も同じで、
![](s.png)
「3
![D](d17.png)
」、「3
![H](h17.png)
」、「3
![S](s17.png)
」ともストッパー・ショーイング。
![](s.png)
「3
![D](d17.png)
」、「3
![H](h17.png)
」はストッパー・ショーイング。
「3
![S](s17.png)
」はフォース(fourth)・スーツ・ビッド。
このように取り決めするのが簡便と思われます。