1

オープンに1

レスポンスをした後、4番手(サンドイッチ・
ポジション)から1

または1

のオーバーコールが入ったとき。
オープナーの「ダブル」は何を表すか。
すなわち、

という経過です。
これは1

オーブンに対するレスポンスで、

W | N | E | S | |
1 | P | ? |
|

「1

」を選ぶか「1

」を選ぶかということに関係しています。
もともとは1

レスポンスですが、『今ふう』は1

レスポンスを
するようです。これはバイパス・ダイヤモンド(bypass diamonds)
とか、ウォルシュ(Walsh)レスポンスと呼ばれる取り決めです。
良いか悪いかは別としてこれが今どきの流行でして。
「1

オープンはステイマンだ」と揶揄される所以でしょう。
ということで、

この「ダブル」を4枚

を表す意味に使っても、

の4-4フィットが見つかるわけでは無いようです。
従って「サポートダブル」を使う約束があるなら3枚

を表します。
レスポンダーが強いハンドのときには、

W | N | E | S | |
1 | P | ? |
|

1

レスポンスをして、のちに

でリバースする予定で進めます。
ところが、

のように思いがけず対戦相手からの競り合いでビッドレベルが
上がってしまったら、もはや5

も5

も同じです。
メジャーだ、マイナーだと言っている場合ではなく、より良い
フィットを探すことが優先されます。従って、

ハンドの強さを表す「ダブル」を使って対応します。
4番手から「1

」のオーバーコールが入ったときには、

「ダブル」は3枚

を表します。

「1

」は基本的に3枚

を否定します。
基本的というのは、4=1=3=5の形の強いハンドなら
「ダブル」よりも「1

」を優先させるということです。

「Pass」は基本的に3枚

を否定します。
基本的というのは、サポートダブルは義務では無いので

が「753」のように弱い3枚ならもパスも有り得ると
いうことです。
このPassは、アラートが必要です。