５枚メジャーオープンで、１ＮＴオープンが15〜17点の約束のとき、

W オープナー AJ98 AJ76 Q54 Q3

　　このハンドは１オープン。
　　「４、４、３、２」の形で、なおかつ１ＮＴ・２ＮＴや２
　　ではオープンしない強さのハンドです。
　　１オープンして、このような３枚でのショート(short)の出現率
　　は４％強(４.３％)。23回、１でオープンして、うち１回。
　　逆に言うと１オープンが４枚以上である確率は約96％です。

　　１オープンして、１のレスポンスが来たときには、

W オープナー AJ98 AJ76 Q54 Q3

W N E S 1 P 1 P 2

　　のように、はビッドしないで、をレイズします。
　　がフィットしたからはどうでも良いと。
　　仮に１をビッドしてからをレイズすると、３枚を表します。

　　ということは、

W N E S 1 P 1 P 1

　　と進んだときには、の長さがもともと４枚以上であることを
　　表します。

　　そこで。

W N E S 1 P 1 P 1 P ？

E レスポンダー 963 K852 K1074 K3

　　「２」をビッド。
　　無理してノートランプを言わずに、をレイズします。
　　また、

W N E S 1 P 1 P 1 P ？

E レスポンダー 107 KQ963 K852 K4

　　「３」とゲームインビテーション。
　　ここの５枚はどうなるか？
　　オープナーが以下のようなハンドなら、

W オープナー A963 A85 A1074 Q2

　　「３」をビッド。３枚とマキシマムの強さを表します。
　　このビッドは３ＮＴまたは４までフォーシング。
　　仮にオープナーがミニマムのときには３を「パス」して、
　　確定８枚以上のでコントラクトするということです。