「4NT」でプレーしたい。

この「4NT」は、ざっと16〜17点。
6NTインビテーションです。
正式には「クォンタテイティブ(quantitative)・ビッド」。
ざっくり「ナチュラル」と言ってしまうこともできます。

この「4NT」もナチュラル。
ミスフィットで、6NTに誘っていると。

この「4NT」もナチュラル。
では次のハンドは?
米国「ブリッジワールド」誌 2016年6月号
IMP戦、EWバル

W | N | E | S | |
3 | 4 | P | ? | | | |
|

どうするか?
何かは言いますが、行き先がはっきりしません。ミスフィットですが
「点」が多く、ウィナーは多いがクイックルーザーが3個ある。
ここでの「4NT」は『4NTでプレーしたい』という意味になります。
「ナチュラル」とか「クォンタテイティブ」とか、「6NTインビテー
ション」ということです。
パネル回答者25名の選択は:
「4NT」が12名、「4

」が9名、「6NT」が2名で、
「4

」と「5NT」が1名ずつでした。
2014年 柳谷杯 第1ラウンド 12番ボード

ディーラーWest、NSバル

W | N | E | S | |
P | 1 | 2 | 4NT | P | 6NT | All | Pass | | | |
|
または、

W | N | E | S | |
P | 1 | 3 | 4NT | P | 6NT | All | Pass | | | |
|
いずれの「4NT」も、「4NTをプレーしたい」という意味になる
と思われます。パートナーに12点でエースの枚数を言われても困るし。