「3
![D](d17.png)
の問題 (three-diamond problem)」
ビッドの早い段階で「3
![D](d17.png)
の状態」に入るとストッパー・ショー
イングが難しくなることは以前から知られていました。
課題として取り組まれたのはこの10年くらいのようです。
レスポンダーが弱いハンドのときは「パス」。
ビッドを継続すると、「ゲーム」か「4
![D](d17.png)
」までフォーシングです。
「3
![H](h17.png)
」は
![H](h17.png)
のフィットを探すビッドで、
「3
![S](s17.png)
」は
![S](s17.png)
のストッパー・ショーイング。
では。
![C](c17.png)
は止まっているが、
![S](s17.png)
は止まっていないときはどうするか?
これはビディング・スペースが足りないから起きる問題です。
以下の「3
![C](c17.png)
の状態」ではビッドの選択肢が1つ増えるので
だいぶ楽になります。
![](s.png)
「3
![D](d17.png)
」は
![D](d17.png)
のストッパー・ショーイング。
「3
![S](s17.png)
」は
![S](s17.png)
のストッパー・ショーイング。
「3
![H](h17.png)
」は
![H](h17.png)
のフィットを求めます。
「2オーバー1」の経過でも「3
![D](d17.png)
の状態」には:
![](s.png)
「3
![S](s17.png)
」は、
![S](s17.png)
のストッパー・ショーイング。
では。
![C](c17.png)
は止まっているが、
![S](s17.png)
が止まっていないときはどうするか?
ウィーク(weak)ツー・オープンのあと:
![](s.png)
W | E | 2![](h19.png) | 3![](d19.png) | ? |
|
ニュー・スーツのレスポンスは(ワン・ラウンド)フォーシング。
5枚以上、16点以上(大抵は5枚で18点とか、6枚で15点です。)
オープナーのリビッドは:
「3
![H](h17.png)
」はミニマムで、
![D](d17.png)
のサポートが無い。
「3
![S](s17.png)
」は
![S](s17.png)
のストッパーが有る。
「3NT」は、
![S](s17.png)
と
![C](c17.png)
の両方にストッパーが有るのか?
「4
![C](c17.png)
」は
![D](d17.png)
フィットでコントロール・ショーイング。
「4
![D](d17.png)
」は
![D](d17.png)
のサポートが有る。
「4
![H](h17.png)
」はマキシマムで、強力な
![H](h17.png)
スーツが有る。
「3
![C](c17.png)
の状態」では問題にならないです。
![](s.png)
W | E | 2![](s19.png) | 3![](c19.png) | ? |
|
「3
![D](d17.png)
」と「3
![H](h17.png)
」は、ストッパー・ショーイング。
「3
![S](s17.png)
」はミニマム。
「3NT」は、
![H](h17.png)
も
![D](d17.png)
も大丈夫(珍しいビッド)。
「4
![C](c17.png)
」はレイズ。
「4
![D](d17.png)
」と「4
![H](h17.png)
」はスプリンター・レイズ。
「3
![D](d17.png)
状態の問題」を解決するにはビディング・スペースの不足を
特殊な取り決め(コンベンショナル・ビッド)で補うしかありません。
続く記事で紹介します。