アジア杯予選 第7ラウンド 9番ボード
見やすいようにボードを回転させました。

ディーラーEast、NSバル

ふつうの経過でSouthの4

になりました。
ディフェンスはトップ

をリード。
パートナーのボイドを見て、

を上から出し続けます。
第3トリックの

Jで、ディクレアラーは?

Kでラフ。
続けて

Qを取ります。
左手の

Jか

9シングルトンを期待。
「

9」のときには、ダミーから「

10」を引いて、右手の
ジャックをフィネスする予定です。
実際は両側からスモール

。
続けて

4を引いてエースで取ると、右手にジャックが残ります。
ここで手元の

Qを取って、ダミーの

を捨てる。
右手は切っても切らなくても同じ。
切らなかったときには、ディクレアラーはわかり易くする為に

Kを取ってから

Jに負けに行きます。
(

Kを取らなくても結果は同じです。)
ここで右手は?

を出すとダミーの「AJ」に振り込むので、トップ

を出すしか無い。
ディクレアラーが

Aで勝って、最後の4枚。

手元の

を取って、ダミーの

10を捨てる。
右手は

9を捨てるしかない。
続けて手元の最後の

を取って、

Jを捨てる。
右手は?

は自分が守るしかありません。
バートナーに「

7」を期待して、

Qを捨てます。
すると?
ディクレアラーの手元の「

7」が取れる。
惜しい!
「ビア(beer)・カード」では無い。

7を取ってから、

Aを取るので、13トリック目では無いからです。
「ビア(beer)・カード」については → 記事
「D:7」Beerカード 右手の「

Jの4枚」のときにもディクレアラーは同じ要領でプレー
を進めればメイクします。そのときディフェンスは

AKを取った後、

にシフトすればコントラクトはダウンします。