この記事は
テークアウトダブルのアドバンス (2016年)
テークアウトダブルのアドバンス(2) (2016年)
テークアウトダブルのアドバンス (2017年)
の続きです。
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オープンにパートナーがテークアウトダブルをしたとき。
4-4メジャーの6〜9点のハンドは、大抵は、

を先にビッドする。
定番です。
これが果たして、スーツの内容による影響を受けるか?
2017年 世界選手権(バミューダボゥル)
決勝 第2セグメント 19番ボード

ディーラーSouth、EWバル

N : Bessis (仏国)
S : Volcker (仏国)
E : Grue (米国)
W : Moss (米国)
テークアウトダブルに対して、Eastは「

」を選びました。
Eastの4

に対して、Southは

Aをリード。

A、K、Qと攻め続けます。
ここでNorthが

Jでラフすればダウン必至。
実際は

を捨てたので、ディクレアラーは

の配置を
当てればメイク可能でしたが。結果はワン・ダウン。
反対テーブルでは、

W | N | E | S | |
| | | 1 | DBL | P | 1 | 2 | 3 | P | 4 | P | 4 | DBL | All | Pass | | | |
|
N : Fleisher (米国)
S : Martel (米国)
E : Rombaut (仏国)
W : Combescure (仏国)
テークアウトダブルに対して、Eastは「

」を選びました。
Eastの4

xに対して、Southは

Qをリード。
AKQからは「Q」をリードする約束のペアです。
ディフェンスは

Q、A、Kと攻め続け、Northは

を捨て。
ディクレアラーは

5-0の分かれには耐えがたく。
ワン・ダウンはマイナス200で3 IMPの得失点になりました。