この記事は
リダブル(13)の続きです。
米国「ザ・ブリッジワールド」誌 2015年9月号から。
オープニングリードの問題です。
IMPチーム戦、EWバル
W | N | E | S | |
1 | DBL | ReDBL | P | P | 1 | P | P | DBL | ReDBL | P | 1NT | DBL | P | P | P | | | |
|
リダブルののち、Northは
で逃げ始めました。
直後のEastは「フォーシング・パス」で、
Westのペナルティダブルは良い3枚
か、4枚
を表します。
Northのリダブルは「SOS」。3枚
で逃げたことが伺われます。
すなわち
か
を選んで欲しい、と。
典型的な「リグル(wriggle)」の手口です。
Southはミス・フィットなのでしょう。行き場を失い、1NTに
逃げ込みます。
Westは点数に余裕があるのでダブるのですが、問題はオー
プニングリード。ダウンするのは当たり前として、何を出せば
最大限に得点できるかが焦点です。
あなたなら何を?
決めましたか?
パネル回答者(27名)の選択は: 「
J」が12名、「
3」と「
K」が
4名ずつ、「
A」が3名、「
Q」と「
Q」が2名ずつでした。
NS側が
に逃げなかったので、
4432の分かれを想定してパー
トナーに4枚
があると。「
J10」で攻め、
はパートナーの側か
ら攻めてもらう予定。この方針がほぼ2人にひとり。また、攻める
スーツを
に決める人が4人にひとり。
を正面突破する人が
4人にひとり。
リードは人気が無いようです。