この記事は
リダブル(12) doubtの続きです。
11月に延々と「リダブル」関連の記事を書きましたが、
早速月末に出て来ました。
11月30日 横浜センター ウィークリーゲーム 17番ボード

ディーラーNorth、ノンバル

W | N | E | S | |
| 1 | 2 | P | P | DBL | P | P | ReDBL | P | 2 | DBL | ReDBL | P | 2 | P | P | DBL | P | P | P | | |
|
Northはライト(light)・オープン。
ディーラーなので、昔なら誰もオープンしなかったでしょう。
Eastもまた、昔ならオーバーコールをしなかったでしょうが、
昨今は大多数がビッドすると思われます。
Northは11点でオープンしたにもかかわらず、「2

」が廻って
きたら、

2枚以内はリオープンします。
このハンドは「(テークアウト)ダブル」にちょうど良い。
このダブルをSouthが「(ペナルティ)パス」します。
Westは2

xを受けて立つか、「(SOS)リダブル」で逃げ出すか。
このような場合には、じたばたする方が良いことが多いようです。
Eastは下から3枚

に逃げ、Southがペナルティダブルをかけて、
Westは「(SOS)リダブル」でメジャーに逃げることを提案します。
この経過は2

xになります。
結果的にEastの取る

コントラクトは、Southから「お約束」の
トランプリードで6トリック止まり。
Westの側で取る

コントラクトは7トリック。
EW側のノートランプは6トリック。
Eastの2

xは

4のリードなら3ダウン(NS+500)、その他のリード
は2ダウン(NS+300)します。
NS側のノートランプはオープニングリードとプレー、ディフェンス
次第で7〜8トリックを取ります。
実際のテーブルではSouthのノートランプ・コントラクトになりました。
ペナルティダブルの機会を見逃すことが多い理由には人間関係も
ありそうです。ゲームとかスポーツであれば、情けをかけるのも
「上から目線」と捉えられかねないです。