『1
![S](s17.png)
オープン → ダブル → リダブル』
レスポンダーの「リダブル」は10点以上を表します。
何故に「リダブる」かと言いますと、
1
![S](s17.png)
xxのコントラクトはジャストメイクするだけで高得点。
トリック点が1(ワン)×30(
![S](s17.png)
)×2(ダブル)×2(リダブル)=120。
100を超えるからゲームコントラクトになり、ゲームボーナス
(バルなら500)とリダブル・メードボーナス(100)が加わって720。
4
![S](s17.png)
よりも多いです。
アップトリックは1トリックにつき、ノンバルは200、バルは400。
マイナーのときには、例えば1
![D](d17.png)
xxなら、
1(ワン)×20(
![D](d17.png)
)×2(ダブル)×2(リダブル)=80。100を超えない
からパートスコアで、パートスコア・ボーナス(50)とリダブル・
メードボーナス(100)が加わって230。
アップトリックさえなければ、メジャーのときほど多くはありません。
詳しくは記事
スコア計算関係 を見てください。
このようなリダブルは、「10点以上あるから頑張れ」とパートナーに
伝えると同時に、対戦相手が逃げたときにはペナルティダブルを
かけることを提案しています。
2017年10月 横浜セクショナルチーム戦 第1セッション 10番ボード
![](s.png)
ディーラーEast、双方バル
![](s.png)
W | N | E | S | |
| | P | 1![](d19.png) | DBL | ReDBL | P | P | 1![](h19.png) | DBL | All | Pass | | | |
|
Westの1
![H](h17.png)
xは結果的に
![S](s17.png)
または
![C](c17.png)
のリードだと、のちにディフェンス
側のクロス・ラフになって3ダウン(NS+800)。
![H](h17.png)
または
![D](d17.png)
のリードは、
2ダウン(NS+500)です。
なおSouthの1
![D](d17.png)
xxのコントラクトはジャストメイク(NS+230)、
![S](s17.png)
リード
(しないと思います)が2メイク(NS+630)です。
また、NS側のノートランプコントラクトは8トリック止まりです。
Westのような「4333」の形でテークアウトダブルをかけることは避け
たいもので。せめてオープンした以外のスーツにアナーで13点位
欲しいです。日本チームをコーチしたエリック・コキッシュ氏は
「敵のスーツ以外に14 HCP」と言っていました。
2017年2月 四谷セクショナルチーム戦 第3ラウンド 21番ボード
![](s.png)
ディーラーNorth、NSバル
![](s.png)
W | N | E | S | |
| 1![](s19.png) | DBL | ReDBL | P | P | 2![](c19.png) | DBL | 2![](d19.png) | DBL | All | Pass | | | |
|
Northのオープンが軽目ですが、Southが強いのでNS側の3NTは
軽くメイクします(NS+600)。
Eastの2
![C](c17.png)
xは、トップ
![H](h17.png)
のリードでダウン3(NS+500)、スモール
![C](c17.png)
の
リードでダウン4(NS+800)。
Westの2
![D](d17.png)
xは、
![H](h17.png)
または
![D](d17.png)
のリードでダウン3(NS+500)、スモール
![S](s17.png)
のリードだとダウン4(NS+800)します。
リダブル(2)に続きます。