そもそも「リダブル」は、味方のビッドに「(ペナルティ)ダブル」を
かけられたときに、「(それでも)メイクします」という意思表示です。
2014年 柳谷杯 第1セッション 20番ボード

ディーラーWest、双方バル

W | N | E | S | |
1 | P | 1NT* | 2 | 2 | P | P | DBL | ReDBL | P | P | P | | | |
|
Westの2

xxは

リードののち、軽く2メイクしてEW+840。
結果的にNS側は何をコントラクトしても駄目で。
3

xで2ダウン(EW+500)が最もマシなようです。
2017年 米国バンダービルト杯 第2/4セグメント 27番ボード

ディーラーSouth、ノンバル

W | N | E | S | |
| | | 2 | DBL | ReDBL | 2 | P | P | 2NT | P | 3NT | All | Pass | |
|
N:Schwartz
S:Korbel
E:Katz
W:Nickell
Northの「リダブル」は、パートナーの2

オープンがノンバルで
あることを考えると、やや言い過ぎと思われます。
Northの3NTに対してEastは

リードを発見。
EWペアが「イコール・レベル・コンバージョン(ELC)」を取り決め
していることに助けられました。
ディクレアラー(North)は、Eastが

をビッドしたことから4=3=3=3
の形をしていると想定して

を頭から叩き、3ダウン(EW+150)。
反対テーブルでは「2

→DBL→P→2

」と進み、
Northの3

が

AK、

Jシフトののち5メイク(NS+200)。
8 IMPの得失点になりました。
リダブル(5)に続きます。