ペナルティダブルをかけられたときに逃げる方法。
2012年 米国バンダービルト杯 準々決勝

ディーラーSouth、NSバル

W | N | E | S | |
| | | 1NT | P | 3NT | 4 * | DBL | P | P | ReDBL | P | 4 | DBL | ReDBL | P | 4 | DBL | All | Pass | | | |
|
N: Gitelman
S: Moss
E: Bathurst
W: Zagorin
NSペアの1NTオープンは、良い14〜17点の約束。
にしても

Qシングルトンはいかがなものか。
Northは、4333の形なので

のフィットを探さずに3NTをビッド。
Eastは、「4

」でメジャー・2スーターを表したつもり。
こののち「リダブル」でSOSします。
ところが。
8枚フィットの4

でコントラクトすれば3ダウン(500)で済むところ。
7枚の4

の方になってしまいました。
ではどうすれば良かったかと言うと:

W | N | E | S | |
| | | 1NT | P | 3NT | 4 * | DBL | P | P | ReDBL | P | 4 | DBL | 4 |
|
最初の「リダブル」はSOS、「

は駄目」。
4

をダブられたところで、
「4

」は「

と

の2スーターで、

の方が長い」、
「リダブル」は「

と

の2スーターで、

の方が長い」。
この手口は
アンユージュアル NT(4)でも紹介しました。
Westの4

xに対してNorthは「お約束」の切り札をリード。
ダウン5して、NS側のプラス1100。
反対テーブルは、普通にNS側の3NTでプラス630。
11 IMPの得失点になりました。
リダブル(12) doubtに続きます。