「人生五十年」は、このごろ妙に流行っている敦盛ですが。
コントラクトブリッジは現在のルールになったのが1925年とか
1927年とか言われていますから、まだ100年も経たないです。
ブリッジの歴史については記事
豚小屋クーをご参照ください。
JCBL会報2017年11月号に載っているクロスワード・パズルの
横のカギ4は、“PIGPEN”だろうと。難しい問題を出すものだと
思ってましたら、全くの勘違いでした。
コントラクト・ブリッジに於いて30年前のビッドの取り決めは
かなり古いと。古いから悪いということでは無く。いまの流行り
では無いということです。
例えば、

W | N | E | S | |
1 | P | 1NT |
|
この1

オープンに対する「1NT」レスポンスは、
50年ほど前は 9-11 HCP、
そののち 8-10 HCPが流行して、
現在では 6-10 HCPになっているようです。

この「1

」は、50年ほど前は 4枚以上、8点以上でした。
「フリー(free)・ビッド」という理論により、何かをビッドすると
8点以上で、6、7点は「パス」したということです。
今の流行ではこの「1

」は 5枚以上、6点以上のようです。

W | N | E | S | |
1 | DBL | 1 |
|
この「1

」もフリー・ビッドの時代は 8点以上でしたが、
今では 6点以上です。

W | N | E | S | |
1 | 1 | DBL |
|
ネガティブ・ダブルです。
4枚以上の

、6点以上、強さ上限無し。
フリー・ビッドの時代は 8点以上でした。

W | N | E | S | |
1 | 1 | DBL |
|
4枚以上の

、6点以上です。

W | N | E | S | |
1 | DBL | P | 1NT | | | |
|
以前は 8-10 HCPでしたが、今では 6-10 HCPの方が
流行っているようです。
今回は「知新」だけでした。
そのうちに「温故」も紹介します。