この記事は
Weak-twoとバービッド(1)の続きです。
ディーラーWest、ノンバル
Eastは強いダブルトン
でレイズしました。
バー・ビッド(プリエンプティブ・レイズ)です。
4
に対してディフェンスは
を3連続で攻め続けます。
ディクレアラーは、ダミーから
か
を捨てなければなりません。
このディールは米国「ブリッジワールド」誌2016年10月号の記事を
参考につくられたものです。
米国「ブリッジトゥディ」誌1996年1-2月号で共同編集者のパメラ・
グラノベッター(Granovetter)は、ブリッジの競技会では「自制心や
一貫性(discipline)」を持つことが重要であると述べて、以下の例を
挙げています。
パートナーが「2
」オープンした。
「3
」にレイズした。
成功して、
このボードのスコアは
良かった。
同じセッションでのちほど、パートナーが「2
」オープンした。
「パス」した。
このボードのスコアは
悪かった。
『パートナーがウィーク・ツーでオープンしたときには、
サポートがあればレイズする。考えず、勘も働かせず、
英雄的行為もない(no thinking, no guessing, no heroics)』
と書いています。