この記事は
6NTは33点? の続きです。
余談が長かったですが、いよいよ33点の6NTの話に。
オープニングリードの問題です。

W | N | E | S | |
| | | P | 1 | P | 1 | P | 1 | P | 2 * | P | 2NT | P | 3NT | P | 4NT | P | 6 | P | 6NT | All | Pass |
|

2

はフォース(fourth)スーツ・ゲームフォーシング。
2NTは

ストッパーあり、3NTは13〜15位、4NTは18〜19位。
6

は長い強い

スーツで、オープナーは6NTに直した。
リードは?
1997年 日本リーグ 19番ボード

Westの6NT。
結果的に

リードだけダウン。
他のリードはディクレアラーの開幕14連勝です。
ビッドミスとも思えず、
つくられたら不運としか言えないでしょう。
6NTにエースキングが抜けることがあるなら、
エースが2枚抜けることがあっても不思議ではなく。
1997年 末松杯 (Mixed Team)から。
ミックスド・チーム。
難しい言い方をすれば男女混合ペアによるチーム戦。
20年前には人気があってキャンセル待ちが出るほどでした。


W | N | E | S | |
| | 2NT | P | 3 * | DBL | P* | P | ReDBL | P | 3 | P | 5 | P | 6NT | P | All | Pass | |
|
2NTは20〜21、3

はトランスファー。
ダブルは

リード・ショーイング、「パス」は2枚

の約束。
リダブルは「お戻り」のリトランスファー(retransfer)。
5

はスラムトライで、

のコントロールが不安。
オープナーは

が長いので、6

で

がラフされることを
警戒して6NTを選びました。
オープニングリードは、

が無い!ので

の6。
ダミーのキングで取って、スモール

を引く。
「セカンドハンド・ロー」と呪文を唱えるのは誰か。
では最後に。
米国「ブリッジワールド」誌2009年3月号から。
ペア戦、ノンバル


W | N | E | S | |
| | | 2NT | P | 3 * | P | 3 | P | 4NT | P | 6NT | All | Pass | |
|
3

は5枚

、4NTは6NTインビテーションです。
オープニングリードは何を出しますか?
決めましたか?
パネル回答者の選択は:

3が7人、

4が1人、

10が6人、

6が2人、

7が1人、

Jが6人、

2が1人、

3が2人、

をリードする人はいませんでした。
キングのアンダーリードをすることって。
あるものです。