この記事は
4番手のオープンの続きです。
「パス→パス→パス」と廻ってきたフォース(fourth)ポジション。
オープンするかどうか?
どのようにオープンするか?
チーム戦、ディーラーSouth、ノンバル


どうしますか?
2016年世界選手権決勝 第4/6セグメント 59番ボード
ディーラーSouth、ノンバル

オランダ(EW)とモナコ(NS)の対戦です。

W | N | E | S | |
| | | P | P | P | 2 | P | P | DBL | P | 3 | All | Pass | |
|
N: Helness(ノルウェー出身)
S: Helgemo(ノルウェー出身)
E: Muller(オランダ)
W: De Wijs(オランダ)
2

はweak-twoですが、ミニマム・オープンの強さまでの取り決め。
Northがダブルでバランスして、Southの3

に。

10のリードのち、ワン・ダウンでEW+50。
反対テーブルは。

N: Drijver(オランダ)
S: Brink(オランダ)
E: Martens(ポーランド出身)
W: Multon(フランス出身)
1NTは10〜13点のバランスハンドを表すミニ・ノートランプ。
2

はトランスファー、3

はインビテーション。

3のリードののち、3メイクでEW+140。
このボードはモナコ・チームの3 IMP取りでした。
ちなみに決勝96ボードの結果は 155対134 IMPでオランダの勝ち。
2011年以来 15個目の金メダル。
モナコ・チームは、ファントーニとヌーンのペアが欠落しても
傭兵軍団で銀メダルを獲得。
銅メダルは開催国ポーランドが意地を見せました。