このハンドをどのようにビッドするか?
ディーラーWest、双方バル
![](s.png)
![](s.png)
ここで困る。
米国「ブリッジワールド」誌、1996年11月号から。
ビッド対戦企画「チャレンジ・ザ・チャンプス」のハンドです。
カナダの「コキッシュ(Eric Kokish)」と「シルバー(Joey Silver)」の
ペアは次のようにビッドしました。
![](s.png)
W: コキッシュ
E: シルバー
「3
![C](c17.png)
」は
![S](s17.png)
が5枚無い、
![C](c17.png)
の長い、非常に弱いハンドを表す取り決め。
これがわかったらオープナーはパスするに決まっていて、
結果的に3
![C](c17.png)
は
![S](s17.png)
Aと、
![C](c17.png)
で3個を負けても9トリックは取れます。
この取り決めを採用すると、
「2
![H](h17.png)
リバース形」は以下のようになります。
![](s.png)
3
![D](d17.png)
は、
![D](d17.png)
の長い、弱いハンド。
3
![C](c17.png)
と3
![H](h17.png)
はゲームフォーシング。
2
![S](s17.png)
は5枚以上、ミニマム可、ハンド強さ上限なし。
2NTはウェイティング、ミニマム可、ハンド強さ上限なし。
![](s.png)
3
![C](c17.png)
は、
![D](d17.png)
の長い、弱いハンド。
3
![D](d17.png)
と3
![H](h17.png)
はゲームフォーシング。
2
![S](s17.png)
は5枚以上、ミニマム可、ハンド強さ上限なし。
2NTはウェイティング、ミニマム可、ハンド強さ上限なし。
では以下の「2
![D](d17.png)
リバース形」はどうなるかと言いますと。
![](s.png)
3
![C](c17.png)
と3
![D](d17.png)
はゲームフォーシング。
2
![H](h17.png)
は5枚以上、ミニマム可、ハンド強さ上限なし。
2
![S](s17.png)
はウェイティング、ミニマム可、ハンド強さ上限なし。
2NTはノートランプ向き、ゲームフォーシング。
![](s.png)
3
![C](c17.png)
と3
![D](d17.png)
はゲームフォーシング。
2
![S](s17.png)
は5枚以上、ミニマム可、ハンド強さ上限なし。
2
![H](h17.png)
はウェイティング、ミニマム可、ハンド強さ上限なし。
2NTはノートランプ向き、ゲームフォーシング。
それでも次のハンドは難しい。
ディーラーWest、双方バル
![](s.png)
先ずは「アップ・ザ・ライン」だと。
![](s.png)
次に「バイパス
![D](d17.png)
」。すなわち1
![C](c17.png)
オープンに対して、弱いハンド
は
![D](d17.png)
をバイパスしてメジャーをレスポンスする約束のとき。
![](s.png)
3
![D](d17.png)
は
![D](d17.png)
の長い、弱いハンド。
![](s.png)
3NTさえ回避できれば贅沢は言いません。
4
![D](d17.png)
は簡単にメイク。
5
![D](d17.png)
は
![D](d17.png)
以外のリードならメイク可能です。