Bridge World Standard 1968
米国「The Bridge World」誌が1968年に発表したビディング・システム
です。各種取決めがゴーレン(Goren)よりもかなり進歩しているようです。
4枚メジャーオープン
(リビッドに困らないときには強い4枚メジャーでのオープンが可)
(ハンドによっては3枚での1
オープンを選ぶということです)
1NTオープン =良い15〜悪い18点
(2
レスポンスはノンフォーシング・ステイマン)
2NTオープン =21〜22点
(弱いダブルトンは無いこと)
2
オープン =ストロング、アーティフィシャル
(2
レスポンスはネガティブ)
Weak 2
/2
/2
オープン
(2NTレスポンスは唯一フォーシング)
3NTオープンは強く長いマイナースーツに基づく
(いわゆるギャンブリング3NT。この時代のギャンブリング3NTは、
サイドスーツの強さについては比較的自由でした)
レスポンスとリビッド
全てのスーツ・オープンに対してリミット・ジャンプレイズ
全てのスーツ・オープンに対して2NTレスポンスはノートランプ向き
ゲームフォーシング
メジャー・オープンに対して3NTはフォーシング・レイズ
[スイス(Swiss)・コンベンション]
ストロング・ジャンプシフト
1
−1NT=8〜10点
両方のメジャー・スーツが4枚あるときにはスーツの強弱にかかわらず
アップ・ザ・ライン(下からレスポンスする)
(弱い4枚メジャーはレスポンスしない、という考え方もあったと
いうことです)
2の代のニュースーツ・レスポンス(10点以上)に対して
オープナーのニュースーツは(ワンラウンド)フォーシング
2NTリビッドは強さに余裕有
オープナーのリバースはフォーシング
レスポンダーのジャンプビッドに関して
ニュースーツ・ビッドとオープナーのマイナーレイズはゲームF
オープナーの1NTリビッド後
レスポンダーのノンジャンプ・ニュースーツはノンフォーシング
シングルレイズ後、「ロング(long)・スーツ」ゲーム・トライ
フォース(fourth)スーツ後、レイズ以外はフォーシング
1の代のレスポンスに対して、オープナーの3NTリビッドは強い長い
マイナースーツに基づく
スラム関連
ブラックウッド(4NT)
ノートランプビッド直後の4NTビッドはレイズ(=インビテーション)
1NTオープン、2NTオープン、2NTジャンプレスポンスの直後に
ガーバー(4
)
グランドスラム・フォース(5NT)
コンペティティブビッド(味方のオープンに対戦相手が入ってきたとき)
及びディフェンシブビッド(対戦相手のオープンに味方が入るとき)
3
までネガティブダブル
テークアウト・ダブルのアドバンスにレスポンシブ・ダブル
パートナーの1NTオープンにオーバーコールが入ったとき
全てのジャンプしていないスーツビッドはノンフォーシング
リレイズ(reraise)はプリエンプティブ
例、1
−2
:3
テークアウト・ダブルが入ったとき
ニュースーツとジャンプシフトはノンフォーシング
2NTはリミットレイズ[トラスコット]
シングル・ジャンプオーバーコールはプリエンプティブ
ハンドが弱めでも形が適しているときにはテークアウト・ダブルを
かけても良い
アンユージュアル・ノートランプ(下から2つのアンビッド・スーツ)
ランディー(対戦相手の1NTオープンに対して2
オーバーコールは
メジャー・2スーターを表す)
アドバンスは3
がフォーシング
対戦相手の4
オープンまで、ダブルはテークアウト要求
それ以上のオープンに対してはペナルティ志向
1NTオーバーコールのアドバンス
キュービッドはフォーシング、ジャンプビッドはインビテーション
私には。
もうこれでいいじゃん、と思える内容で。
現代でも十分に使い物になりそうです。