9月3日から17日にかけて開催された今年の世界選手権。
結果は以下の通りでした。
オープンチーム 参加53ヶ国(53チーム)
優勝 オランダ
2位 モナコ
3位 ポーランド
9位 日本
ウィメンズチーム 参加35ヶ国(35チーム)
優勝 米国
2位 フランス
3位 中国
25位 日本
シニアチーム 参加24ヶ国(24チーム)
優勝 米国
2位 フランス
3位 デンマーク
21位 日本
ミクスドチーム 参加23ヶ国(23チーム)
優勝 オランダ
2位 ロシア
3位 ブルガリア
9位 日本
各チームからの報告は、今日明日中にお手元に届く連盟会報を
ご覧ください。
悔しかったのはミックスド・チーム。
予選を7位で通過して、ベスト16で対戦相手は米国チーム。
2日間、96ボードの対戦を。 1 IMP差で惜敗しました。
ここのち米国チームは4位まで進みましたから、
日本チームにもそのくらいのチャンスはあったはず。
予選は7位なのに公式順位は9位というのも不服です。
オープンチームは力強く。予選を18チーム中3位で通過。
ベスト16で対戦相手は昨年準優勝のスウェーデン。
こちらも2日間、96ボード。残念な結果に。
ガチなら勝てない相手ではないのですが。
予選で力尽きてしまったところもありそうです。
大会会場。ポーランド、ヴロツワフ市「百周年記念ホール」。
世界遺産です。1813年のライプツィヒの戦いからの百周年を
記念する展示会のために建てられた先駆的コンクリート建造物です。
写真は2016年9月7日の大会会報、第4号から引用しました。
http://www.worldbridge.org/repository/tourn/wroclaw.16/Microsite/bulletins/Bul_04.pdf
内観。最大で165テーブルが同時進行しました。
オープンルーム。一般の観戦が可能ですが、セキュリティ対策から、
大会本部の発行する顔写真付の名札が必要です。建物の入り口で
警備員が名札のバーコードを読み取り、パソコンにうつされる写真で
本人を確認します。白い壁の向こう側はクロースド・ルームで、選手
と役員以外は立ち入り禁止です。
会場の外周は回廊になっています。
ラインアップ用のパソコンが4台。各試合に出場する4名の選手を
試合前に登録します。監督は自分のパソコン(スマホ)で手続きを
することもできます。
喫茶と軽食の売店が3ヶ所。
ヤヌステン商会の出店。あらゆるブリッジ関連商品を取り扱います。
右手が百周年記念ホール。左手は付属の低階層施設です。
付属施設の中二階、ホスピタリティデスク。奥が大劇場です。
大劇場。各試合の途中経過が刻々と掲示されます。
ビューグラフ中継されている試合はコメンテーターが解説します。
付属施設地下1階、ビューグラフ・オープンルーム入り口。
奥にBBO中継される対戦の小部屋が10室あります。
付属施設地下1階、ビューグラフ・クロースドルーム入り口。
選手がトイレに行くときには、机に並べられた「国旗札」を手にします。
同じ国の選手が入ることを防ぐためです。
BBO対戦室。ウィメンズ、日本対中国。
奥がBBO(Bridge Base Online)のオペレーター、手前でカメラを
構えているのは中国のOG(Our Game)のオペレーターです。
白いティーシャツは中国のウェンフェイ(Wang Wenfei)。今大会で
10個目のメダルを手中にしました。
コンピュータブリッジ選手権。日本のマイクロブリッジが準優勝しました。
昔から応援していた私も感慨深いです。開発者の内田さんが連盟会報
に記事を書かれています。右から3、4人目が内田ご夫妻です。
写真は2016年9月11日の大会会報、第8号から引用しました。
http://www.worldbridge.org/repository/tourn/wroclaw.16/Microsite/bulletins/Bul_08.pdf