2013年 日本リーグ 第1ラウンド 5番ボード

ディーラNorth、NSバル

W | N | E | S | |
| 1 | 3 | P | P | P | |
|
Eastの3

は的確なディフェンスだと5ダウン。
Southが3

にレイズしたときには4

になるでしょう。
結果的にNS側のノートランプは、何のリードでも最大11トリック。
NS側の

コントラクトは、

か

のリードで9トリックです。
2012年 都内ブリッジクラブ 1番ボード


Eastの3NTは開幕

5連敗。
EW側は結果的には4

でも5

でも良かったようです。
Eastのハンドは

と

に絵札が集中して、

と

がかなり弱いので。

と

のツー(two)・スーターとして表すのが良い判断と思われます。
例えば、

のようにビッドするのでしょう。5

を選んでも正解のようです。
Eastのハンドを、Westと組み合わせたら4

か5

。
Northと組み合わせたら4

。
Southと組み合わせたら2

。
いずれも1

でオープンすることが正しかったことを示唆します。
では「5332」ではなく「5422」ならどうか?
2016年 春期リジョナル 第1ラウンド 1番ボード

ディーラNorth ノンバル

2

はたくさんメイクするのですが、3NTで9トリックは簡単です。
Southは無理して「2NT」をビッドすることが出来ると言えば
出来るのですが、Northが1NTオープンする方が早いようです。
「KJ」と「K4」の持ち方がディクレアラー向き。
従って「1

−1NT : 2NT」などと進めてダミーになるよりは、
1NTオープンする方が良いのでしょう。
2016年 春期リジョナル 第4ラウンド 13番ボード

ディーラNorth 双方バル

W | N | E | S | |
| P | P | 1 | P | 1NT* | P | 2 | P | 2 | P | 2NT? | P | 3NT? | P | P | P | | |
|
Northの取る3NTもSouthの取る3NTも、妙なことに

のリードだけ
ダウンします。テーブル上ではメイクしてしまうものと思われます。
上の経過で「2NT」は5422のハンドの形を示唆しますが、
本当は17〜18 HCP。レスポンダーは8〜9 HCPなら誘いに「乗る」。
にしても「A3」、「A6」の持ち方はノートランプのディクレアラーよりも
ダミーに向いています。
このように微妙なハンドは、結局は1

オープンしても、1NTオープン
しても、結果は同じということが多いようです。
5枚メジャーでの1NTオープン(3)に続きます。