記事
不正行為(7) に
「2014年のヨーロッパ選手権の対戦ビデオを分析して世界ランキング
1位のファントーニと同2位のヌーンの『F-N ペア』が、オープニング
リードの出し方でサインを出していることを突き止めたのは、オランダ
のマイケ・メビウス。世界選手権参加は2011年のトランスナショナル・
チーム戦だけ。ローカルエキスパート・プレーヤーでしょう」
以上のようなことを書きました。
にしても、一般のブリッジプレーヤーが何でビデオを観ただけでそのよう
な分析ができるのか不思議でした。
それが、ニューズウィーク(米国)ウェブ版の記事を読んでわかりました。
マイケ・メビウスさんはオランダのフローニンゲン市に住む43歳、2児
の母親。ブリッジが趣味だそうですが。実は天文学の先生のようです。
どおりで。
ニューズウィーク(米国)ウェブ版
Big, Rich Cheaters? Bridge World Rocked as Top Players Challenged 延々と英語です。
メビウスさんの手書きメモの写真とか。
過去現在のブリッジ界の色々な話が出ているので誰か許可を取って
邦訳していただけないかと思います。
ボブ・ハマンはテキサス州ダラスの「SCAプロモーションズ保険」の社長
ですが、1200万米ドルの法廷訴訟を抱えていて。その相手がツールド
フランス七連覇、自転車競技の王者、ランス・アームストロング。現在は
ドーピングで成績抹消、競技界から永久追放の処分を受けています。
今年2月に結審して1000万米ドルで片が付いた、とか。
ヤフージャパン・ニュース →
元自転車王12億円支払い命令 インテリゲンチャ(カナダ)ウェブ版
リンク →
Cheating scandal rocks bridge world ブリッジ界の話はこちらの方が完結にまとまっています。
いずれにしても騒がれていることは間違いなく。
世界ブリッジ連合(WBF)も国際オリンピック協会(IOC)との関係があり
ますから、対応に苦慮しているようです。
リンク →
WBF公式声明(10月9日) このご時世、隠し立てはできませんし。
無かったことにするなんてとても無理で。
WBF会長(Gianarrigo Rona)もインタビューでの歯切れが悪い。
来年1月からでも不正撲滅キャンペーンを張ると思います。