トリプルレイズについて
プリエンプティブレイズですが、あわよくばつくってしまおう、と。
6〜9という点数よりも、ハンドの形の方が重要です。

W | E | 1 | ? | |
|

「4

」レイズ。
このハンドはウィリアム・ルート(Root)著 「コモンセンス・ビディング」から。
フランク・スチュワート(Stewart)も本に書いているはずですが、最近の
著書には無いようです。

W | E | 1 | ? | |
|

「4

」レイズ。
これは米国ブリッジワールド」誌 2003年6月号から。
いずれも4点の手を並べてプリエンプトであることを強調しています。
モデルハンドとしては、

この5-5とか、

のような4-6でしょう。
米国「ブリッジワールド」誌 2014年1月号
誌上ビッド対戦

エリック・コキッシュのお勧めビッドです。

W | E | 1 | 4 | P |
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トリプルレイズのときには終わってしまうだろう、と。

3

は、ヘルプスーツ。
3

は、

バリュー(source of tricks)有り。
4

は、コントロールビッド。
5

は、コントロールビッドでスラム向き。
レスポンダーのハンドは「Mixed レイズ」がぴったりです。「ミックスド・
レイズ」と「コンベンショナル・メジャーレイズ」の記事を参照してください。
米国「ブリッジワールド」誌 2014年11月号
誌上ビッド対戦

エリック・コキッシュのお勧めビッドです。

4NT = RKCB。
5

= 0 or 3。
良くないスラムコントラクトですが、「1

」オープン、「4

」レイズともに
微妙ではなく普通である(routine tactical moves)と解説されています。