3枚サポート・リミットレイズ
通常の 2/1(two-over-one)ゲームフォーシングと、フォーシングNT
の組み合わせですと、3枚サポートのリミットレイズのハンドはいったん
「1NT」レスポンスをして、次巡にメジャーを3の代にレイズします。
1NT(フォーシング)の後、オープナーの2
または2
に対して、3
と
レイズしました。
オープナーが2
リビッドによって6枚スーツを表したときには、「4
」と
レイズします。
ハンドは「ブリッジワールド」誌 2000年1月号から引用しました。
最終的に3NTにコントラクトする為に、意図的に3
しかビッドしない方法
もあるのですが、3
がパスされることもありますし。メジャーの6-3フィット
で3NTに到達するには、特殊なコンベンションを導入しないと難しいです。
同じような内容で。
米国「ブリッジワールド」誌 2010年1月号
誌上ビッド対戦
「3枚サポートのゲームインビテーション・ハンドは、パートナーが6枚を
表して9枚以上のフィットが確定したときには、インビテーションではなく
ゲームビッドする」のが一般的な考え方です。
[There is a theory that a three-trump game-invitational raise
of a major-suit opening becomes promoted to game-going
strength when opener indicates at least six-card suit.]
このレスポンダーは、切り札が弱い代わりにサイドスーツのコントロール
が強いので、オープナーが6枚以上を表したときにはゲームレイズすべき
ということです。実際にここでの「4
」レイズは成功します。
仮に「3
」をビッドすると、オープナーは11点しかなく、レスポンダーの
ビッドした
がボイド、アンビッドの
と
が非常に弱いので、誘いには
乗らないでしょう。