「パス→パス→パス」と廻ってきたフォース(fourth)ポジション。
オープンするかどうか?
どのようにオープンするか?
悩ましいハンドが来ることがあります。
米国ブリッジ連盟の会報からハンドを拾ってきました。
ビディングシステムは 5枚メジャースタンダード。
2
![C](c17.png)
オープンはストロング。2
![D](d17.png)
、2
![H](h17.png)
と2
![S](s17.png)
オープンは weakです。
ペア戦、ノンバル
![](s.png)
![](s.png)
どうしますか?
決めましたか?
米国ブリッジ連盟の会報2012年8月号から。
パネル回答者は20人。世界チャンピオンや全米チャンピオンなどです。
パス 13 人
2
![S](s17.png)
7 人
1
![S](s17.png)
0 人
4番手でウィーク・ツー(weak two)オープンするかどうか。
比率は2対1で、パスが多いようです。
パートナーがほぼ全ての12点をオープンする人だとしたら、味方の方
が点が少ないわけで。2
![S](s17.png)
がダウンしたり。オープンすることによって、
対戦相手にコントラクトを持って行かれ、挙げ句にメイクされることを
恐れるわけです。
2
![S](s17.png)
オープンする人達は、そんなの構うものか〜と。対戦相手がビッド
して来たらダウンさせて返り討ち、と思っています。
次のハンドです。
ペア戦、双方バル
![](s.png)
![](s.png)
2006年5月号からです。
パネル回答者は19人。その選択は、
2
![S](s17.png)
12人
3
![S](s17.png)
5人
1
![S](s17.png)
2人
4
![S](s17.png)
0人
パス 0人
でした。
4番手のウィーク・ツーは、目安で9〜11点くらい。
4番手のスリー・オープンは、良いハンドでのプリエンプティブ・オープン
を表します。
次のハンド。
ペア戦、ノンバル
![](s.png)
![](s.png)
2011年11月号から。パネル回答者は17人。
オープンするのは構いませんが、対戦相手から
![S](s17.png)
のビッドが入ってきた
ときが問題になります。
そんな心配は無用と、1
![H](h17.png)
オープンが7人。
3
![H](h17.png)
オープンが5人。
2
![H](h17.png)
オープンが4人。
4
![H](h17.png)
オープンは1人。
さすがに「パス」は0人でした。
最後に強めのハンド。
ペア戦、ノンバル
![](s.png)
![](s.png)
2014年6月号からです。
2
![C](c17.png)
オープンする人はいない。
1
![D](d17.png)
オープンする人もいない。
パネル回答者18人、全員が1
![C](c17.png)
オープン。のちに
![D](d17.png)
でリバースする予定です。