「パス→パス→パス」と廻ってきたフォース(fourth)ポジション。
オープンするかどうか?
どのようにオープンするか?
悩ましいハンドが来ることがあります。
米国ブリッジ連盟の会報からハンドを拾ってきました。
ビディングシステムは 5枚メジャースタンダード。
2

オープンはストロング。2

、2

と2

オープンは weakです。
ペア戦、ノンバル


どうしますか?
決めましたか?
米国ブリッジ連盟の会報2012年8月号から。
パネル回答者は20人。世界チャンピオンや全米チャンピオンなどです。
パス 13 人
2

7 人
1

0 人
4番手でウィーク・ツー(weak two)オープンするかどうか。
比率は2対1で、パスが多いようです。
パートナーがほぼ全ての12点をオープンする人だとしたら、味方の方
が点が少ないわけで。2

がダウンしたり。オープンすることによって、
対戦相手にコントラクトを持って行かれ、挙げ句にメイクされることを
恐れるわけです。
2

オープンする人達は、そんなの構うものか〜と。対戦相手がビッド
して来たらダウンさせて返り討ち、と思っています。
次のハンドです。
ペア戦、双方バル


2006年5月号からです。
パネル回答者は19人。その選択は、
2

12人
3

5人
1

2人
4

0人
パス 0人
でした。
4番手のウィーク・ツーは、目安で9〜11点くらい。
4番手のスリー・オープンは、良いハンドでのプリエンプティブ・オープン
を表します。
次のハンド。
ペア戦、ノンバル


2011年11月号から。パネル回答者は17人。
オープンするのは構いませんが、対戦相手から

のビッドが入ってきた
ときが問題になります。
そんな心配は無用と、1

オープンが7人。
3

オープンが5人。
2

オープンが4人。
4

オープンは1人。
さすがに「パス」は0人でした。
最後に強めのハンド。
ペア戦、ノンバル


2014年6月号からです。
2

オープンする人はいない。
1

オープンする人もいない。
パネル回答者18人、全員が1

オープン。のちに

でリバースする予定です。