「Two-way NMF 清水教室仕様」を使用して。
ビッド例を紹介します。
W | E | 1 | 1 | 1NT | 2NT | |
|
2NT = 11〜12点、3NTインビテーション。
W | E | 1 | 1 | 1NT | 3NT | |
|
ノートランプのレイズはナチュラルです。
2011年 モンタルト杯 第1セッション 23番ボード
2
= インビテーショナルNMF
2
= ミニマム、4枚メジャー無し
3
= 長い
スーツでインビテーション
(10点なので2
をパスしてしまっ
ても構わないと思います)
参考までにNorthのハンドは 「
Q8762
K92
109
Q82」
でした。
2012年7月 四谷SRR 第2セッション 2番ボード
2
= インビテーショナルNMF
2
= ミニマム、3枚
Pass = オープナーがミニマム
なのでゲームは無理です
Southのハンドは 「
A8762
QJ63
9
Q106」でした。
2013年 NEC杯 第6ラウンド 24番ボード
2
= インビテーショナルNMF
2
= ミニマム、3枚
Pass = 悪い11点なので未練は無いかと
3
= 5-5、インビテーション
Pass = 3
に戻すか4
にレイズするかも
Northのハンドは 「
AK4
A65
J52
7643」。
結果的に3
は
を切られて、3
は
を切られて1ダウンします。
2014年 柳谷杯 第2セッション 11番ボード
1
= 1NTオープンする人も多いかと
2
= インビテーショナルNMF
2NT = マキシマム、メジャー無し
3
=
フィット
3
=
ストッパーショーイング
Northのハンドは 「
7
Q642
1098
AK1085」。
3NTは開幕6連敗ですが、4
も不運なことにワンダウンでした。
2013年 渡辺杯 第4セッション 23番ボード
2
= ゲームフォーシングNMF
4
= スプリンター
4
= スラム向き、コントロールキュービッド
Northのハンドは 「
A52
J109832
KQ6
10」でした。
2006年 柳谷杯 第2セッション 2番ボード
2
= ゲームフォーシングNMF
3
= 5枚
4
= 切り札設定、キュービッド要求
Southのハンドは 「
J8732
K108
Q1087
10」。
切り札を狩り集め、
をフィネスして育てれば12トリックです。
この 「1
−1
: 1NT−?」 の経過での、レスポンダーの
でのスラムトライは教室の質問の定番でして。
Two-way NMFの類いを使わないと対処不能と思われます。
2011年 モンタルト杯 第2セッション 10番ボード
2
= ゲームフォーシングNMF
2NT = 4枚メジャー無し、良いマイナー無し
Northのハンドは 「
J107652
64
K62
83」でした。
2006年 藤山杯予選 第1セッション 7番ボード
2
= ゲームフォーシングNMF
3
= 5枚
4
= トランプセット、キュービッドリクエスト
Northのハンドは 「
10963
A843
972
J3」。
を回収したのち
で
を処理して、
Jの位置を当てます。
2010年 細田杯 第2セッション 26番ボード
2
= ゲームフォーシングNMF
2
= 3枚
サポート
3
=
フィット、ウェイティング
3
= 余裕有り、コントロールキュービッド
Southのハンドは 「
105
K4
J54
KQ10982」でした。
2011年 文科杯関東予選 1番ボード
2
= ゲームフォーシングNMF
2
= 4枚
(ショート
を示唆)
3
= 4枚
オープナーは
スーツに不安があるので「3
」をビッドして、
4=4=2=3をパターンアウトしました。
レスポンダーはやる気が無くなります。
「3
」の代わりに「3NT」をビッドする人も多いかと思われます。
結果的に
Jのフィネスが効いて3-2の分かれで6メイクでした。