30年ほど前はオークションは口頭で「ワンハート」とか「パス」とか言ってました。
ついつい大声で「ダブル〜!」と言う人もいて。
「フォーノートランプ?」と語尾が上がったらアスキングの意味で、
「フォーノートランプ。」と語尾が下がったらコントラクトだとか。よくないですね。
ビディングシートを使うようになってからでも、力強いペナルティダブルは
ちからが入って黒々と書いてしまうとか。ビディングボックスを使っているとき
には、椅子の上に立ち上がって「ダブル」のカードを振り下ろせばいいわけで
(冗談ですよ)。
パスは6枚、ダブルは4枚、リダブルは3枚。
アラートは、箱の後ろに切り込みに入れると引っかかって厄介なので前に
入れた方がいいかと。私はこうしてますが、
こうしている人もいて。
いずれにしても、次に同じ席に着く人に気配りして。こんなのはヒドイですよね。
片付けるときは、先ず小さいカードをまとめて左側に移し入れ、
それからビッドカードを入れると収まりがいいです。
ところでオークションでは、パスは3つ続くまで出して下さい。
ダブルをかけたとかかけないとか、トラブルにならないように。
また、オークション終了後にビッドカードを右端にシャッと動かす人が多い
ですが、これは、本当は、禁止されています。
[JCBL HANDBOOK 2011 64ページ: …最後のパスまできちんと
出さなければなりません。ビディングカードは崩したり動かしたりせず
そのまま置いておきます。オープニングリードが表向きになったら…
(中略)…ボックスに戻します。]
なおビディングカードはスウェーデンのヤヌステン社のパテントですが、
ミスターJANNERSTENにお国ではどう発音するのかと聞いたところ、
「ヤハヌステン」みたいな「ハ」が鼻に抜ける音でした。
ブリッジ用品販売店 米国BARON BARCLAY 社の最新カタログには
左利き用ビディングカード(アイテムL6504) が発売されていますが、よく見ると大きいビディングボックス用でした。残念。
2012年2月にオープンした渋谷ブリッジセンターでは
正規サイズのビディングボックス を使っています。海外に行くと何処もこのサイズで。
ヨーロッパのブリッジクラブは
ヤヌステン社との取引が多いようです。
JCBLは特別会場で大会を開催することが多いので運搬用に、
小型ビディングボックス を使っています。大きい方が使いやすく見やすいので常設会場は渋谷方式
がいいかも。
*このページは某ブリッジプレイヤー写真愛好家の御好意により改訂できる
予定です。私は楽しみです。
そう言えばACBL版ncyclopedia f ridgeの第7版が発売されました。
ブラント・マンレイが編者なので内容も充実。CD - ROM付で検索も簡単。
そこで以前から気になっていた、、
[記事
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