バルの6
が「1430点」。
このブログを見ている方なら何を今さらと。
トリック点は、6(シックス)×30(スペード)=180。
トリック点が100を超えたのでゲームボーナスが、バルは500。
スモールスラムのボーナスは、バルは750。
180+500+750=1430点。
と計算するのですが。
面倒だし。
スラムのボーナス点は以下の通り。
| ノンバル | バル |
スモールスラムボーナス | 500 | 750 |
グランドスラムボーナス | 1000 | 1500 |
でも覚えるの嫌だし。
バルの6
6メイクは?
トリック点は、6(シックス)×20(クラブ)=120。
6
のトリック点は、
6(シックス)×30(スペード)=180だから。
その差は60。
そこで、1430から60を引く。
1370。
バルの6NT 6メイクは?
ノートランプは最初の1個だけは40点だから。
40+30+30+30+30+30=190。
6(シックス)×30(スペード)=180だから、その差は10。
1430に10を足して、1440。
同じように。
ノンバルの6
は980点ですから。
6NTは10点足して990、6
は60点引いて920。
グランドスラムは?
バルの7
が
「2210」。
これは覚えておいて下さい。
7NTは10点足して、2220。
7
は70点引いて、2140。
ノンバルの7
は
「1510」。
スラムがダブルメイクしたら?
例えば 6
x 6メイクは。
6×30×2=360、これがトリック点。
ノンダブルは、6×30=180。
従ってダブルメイクは180点増し。
ダブルメイクボーナスは50点。
以上から、230点増し。
バルなら 1430+230=1660 と計算すると早いです。
ノンバルの6
x 6メイクなら、
6×20+50=170点増し。
920+170=1090。
同じように4
x 4メイクは?
4(フォー)×30(スペード)×2(ダブル)=240。
これがトリック点。
ノンダブルなら、4×30=120。
トリック点は120点増し。
ダブルメイクは50点増し。
合計170点増し。
バルなら 620+170=790。
ノンバルなら 420+170=590。
子供の頃に八百屋の店頭では誰もが暗算していた。
その世代なら計算できるだろうと思います。
とにかくビッドカードの裏を見るのはやめましょう。
格好悪いから。
だいぶ前のことになりますが、日本代表選抜試合で。
対戦相手が7
をビッドしてメイクしました。
簡単にビッドしてメイクできるハンドだったから、気にしなかったのですが。
ディクレアラーがビディングボックスから「7
」のカードを引き出して、
スコアを確認しているのを見てしまって。
そのことを休み時間にチームメイトに話したら、
みんな思うところがあったようで。
グランドスラムの点数を知らないプレーヤーのいるチームに、負けるわけ
には行かないでしょう。
それからは波に乗るように勝ってしまいまして。
あの試合は、対戦相手は7
の点数を覚えていないから負けたようなもの
だと思っています。
代表選抜試合に出るようなプレーヤーは、個々人の力量に大きな差が
あるわけではありませんから。
チームとしてまとまっている方が勝つと。
なぜなら集中力が保つから。
こんなことはスポーツの団体競技では常識でしょうけど、
ブリッジをする人は団体でスポーツをした経験がある人は少ないので。
「自分は上手くやったけど、パートナーやチームの他の人が駄目だった」
などと考えてしまうようです。
そういう人のいるチームはなかなか勝てない。
高校野球でレギュラーになれなかった選手が観客席から必死で応援する。
そのようなチームが勝つ。
駅伝で代表に選ばれた選手が、選ばれなかった選手の分も頑張る。
そういうもんでしょう。
「負けたのは私のせいじゃない」などと思う人はチームに要らないです。