トランプのエースをキャッシュしてからサイドスーツに手をつけるプレーは
よくあることと思いますが、

Southの3

x。オープニングリードは

2。

Aで勝ち、

Aを取ってから、

Aに負けに行きます。先ず

をスモール
でダックした後に

Aを取り、それから

Aに負けに行っても同じです。
ディフェンス側はトランプで3トリックと

Aしか取ることが出来ません。
この手口は「キャッシュ&スラッシュ(cash and thrash)」と名付けられま
した。「叩いて、バタつく」くらいの意味です。そのうち誰かが何かのプレイに
「キス&クライ(kiss and cry)」って名前をつけるかも。
しかしいくらロッドウェルでも、「ダブルオーセブン・プレイ 殺しのライセンス
(The 007 Play - License to kill)」ってのはやり過ぎじゃないかと。
007 Play では、ディフェンス側が特定のスーツを攻め続け、オポーネントに
ウィナーを与えますが、後に再び同じスーツをリードすることで、ディフェンス
側がトランプを有効利用します。

Southの4

。
Westは

を出し続けます。3巡目をディクレアラーが勝ち、

をリードしたら、
Westはすかさずエースで取って、4巡目の

でトランプをプロモートします。
しかしながら本物の「007 ハンド」はこちらで、、
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007 ハンドへ続きます]