ブリッジ専門家のパートナーを得て。4月、5月と試合に出ました。
「日本リーグ 1部」は全8チーム。
4日間で16ボード、7ラウンド、2回総当たり。
下位2チームが日本リーグ2部に降格します。
「日本リーグ 2部」は全12チーム。
4日間で20ボード、11ラウンド、総当たり。
2チームが1部に昇格、4チームがクラブリーグに降格します。
これが年間を通して前期4日間、後期4日間の合計8日間。
1部は全テーブル「スクリーン」を使います。
オークションは「トレー」の上にボードを置き、ビッドカードを出します。
![](s.png)
![](http://bridge.ml21.jp/file/2/54.jpg)
参加者向けに色々と書いて掲示してくれるのは優れた運営で。
さすが山後(さんご)ディレクター。
マイクを握って怒鳴るディレクターには当たりたくないですし。
開始直前で会場がざわついていると聞こえないし。
「『この』テーブルと『あの』テーブルは、、」などと指示されても見えないし。
さて、いまどきの日本リーグ(1部)のビッドは。
![](s.png)
W | N | E | S | |
1NT | P | 2 * | ? | | | |
|
![](s.png)
1NTはストロング(15〜17)。
2
![H](h17.png)
はトランスファー(5枚以上の
![S](s17.png)
)。
2
![H](h17.png)
に「ダブル」をかけると、
![H](h17.png)
のリードショーイングになりますが。
ダブりますか?
実際の経過は以下のようでした。
ディーラー:E、EWバル。
![](s.png)
W | N | E | S | |
| | 1NT | P | 2 * | DBL | P* | 4![](h19.png) | P | P | P |
|
![](s.png)
NS側の4
![H](h17.png)
は3秒で5メイク(+450)。
![](s.png)
W | N | E | S | |
| | 1NT | P | 2 * | P | 2![](s19.png) | DBL | ? | ? | |
|
という経過もあり得ますが。NS側が4
![H](h17.png)
に辿り着くかどうかは疑問です。
Eastのハンドでは1NTオープンしないシステムのペアもいるでしょうが、
4
![H](h17.png)
をビッドしたペアは 8テーブル中3テーブルだけでした。
こんな弱いハンドでダブるのか?
いや、普通はダブらないでしょう。
でも何が「普通」なのか?
2013年春季全米チーム選手権(スピンゴールド杯)
第4クォーター 57番ボード (ディーラ:N、EWバル)
![](s.png)
![](s.png)
W | N | E | S | |
| P | 1NT | P | 2 * | DBL | ReDBL | 2![](s19.png) | P | 3![](h19.png) | 3![](s19.png) | P | P | P | |
|
Northのリードショーイング・ダブルに対して、Southは2
![S](s17.png)
キュービッドで
4
![H](h17.png)
インビテーション。最終コントラクトは3
![S](s17.png)
、2ダウン(200)。
反対テーブルではコントラクトがEastの1
![C](c17.png)
になり、1メイド(90)。7IMP。
Northがダブるんなら、Southは抑えないと。
要はパートナーとの兼ね合いでして。
日本リーグでのビッド(2)に続きます。