JCBLの規則では2

オープンは:
「3.5クイックトリック以上。メジャーで4、マイナーで3ルーザー以内。
または、20点以上」と定められています。
これより弱いハンドを2

オープンする約束または経験があるペアは
「アラート」をしなさいと。
2

オープンしてはいけないのではありません。
「アラートせよ」と決められています。
いつもは19点位だけど何年かに1回は14点位のこともある、
というのはアラートしません。
それをしていたら誰もがいつでも2

オープンをアラートすることに
なって、アラートをする意味が無くなってしまうからです。
「2

」、「アラート」、「何ですか?」、「14点のこともあります」。
毎回これでは何にもなりません。
以下のハンドは?
2012年3月 渡辺杯

ディーラEast、NSバル
繰り返しますが、いつもなら19点位は持っているという人が、
何年かに1回、このようなハンドを2

オープンするからと言って、
わざわざアラートはしません。
ビッド経過はこのような感じで。

レスポンスは、2

でも、

のポジティブでも。
3

はセルフサポート猛烈スーツでコントロールキュービッドを要求。
4

は嘘か真か。4NTで確認すると本当に

Aだった!
似たようなハンドが前年にも。
2011年4月 日本リーグ

ディーラSouth、ノンバル

2

= PassedハンドのTwo-over-one
3

= セルフサポートスーツ、キュービッド要求
どうしても2

オープンしたいなら。

ディフェンスにうまく攻められると、

が手出しになります。
できれば4

で止まりたいハンドです。
似たようなハンドってあるもので。
2013年4月 サントリー杯

ディーラWest、NSバル

W | N | E | S | |
P | P | 4NT | P | 5 | P | 7 | P | P | P | |
|
第2セッション28番ボード。
まぼろしの ACOL 4NT オープン。
NS側は5点と10点の5332バランスハンドでした。