ストップカードはどのような意思表示か?
「左手の人に向かって。
何でもいいから10秒くらい待って。
考えるふりくらいはして下さい」
なぜに。
右手が3
オープンしたら、この4点のハンドはどうしますか?
パスするに決まってますね。
では次の13点のハンドは右手の3
オープンに?
バスするのではないですか。しぶしぶながらも。
「しぶしぶ」に何秒かかりますか?
4点は 直ぐに パス。
13点は 直ぐにではなく パス。
それはまずいでしょう。
このように
直ぐに「パス」したり、
間があってから「パス」したり、
直ぐに「3
」をビッドしたり、
すごく考えてから「ダブル」したりしたら、
どのようなハンドかがパートナーに伝わります。
それは不公平です。
そこで、一定の時間をおいてから順番をまわすという手続きを取ります。
これは3
オープナーが自分のビッドの効き目を守るためです。
もっと言えば、自分達の利益を守るためです。
従って、ストップカードを使うのは義務ではありません。
ストップカードは左手に向けて出します。
ストップカードを出してから、ビッドカードを出します。
ストップカードが片付けられるまで、左手は進んではいけません。
ストップカードがいつまでも出ていたら、左手は進んでもいいか聞きましょう。
ストップカードは意思表示ですから、直ぐに片付けられても10秒位はストップです。